top of page

裏設定 一覧

 

 

オーバーツから飛ばされた、そこは………

 

各ページに記載した事柄などについて、より詳しく解説しています。

実際のRPGを進めていく感覚で、SymphoniXの世界をさらに楽しんでいただければと思います!

 

 

    >> 用語/場所 <<     >> 人物 <<     >> 世界線 <<

 

 

 

>> 用語/場所 <<

 

 * アロド=ナパ

   古の神の魂を宿しているシンフォニックや歌姫たちが見た時に限り、パンドラの箱に関する記述が読める石碑。

    (※ ただし歌姫たちはそれぞれ魂の欠片しか持っていないため、1人では断片的にしか読むことができない)

   その正体は女神ミューズが神ファレスに残した覚書であり

   ファレスとの約束についての他、パンドラの箱の形や創り方、箱への魔力の込め方などが記されている。

 

 * 歌姫

   どの時代にも、世界のどこかに必ず10人だけ存在する。

   一人一人の能力は、その歌姫が宿しているミューズの魂の欠片により異なる。

   また、歌姫が自らに宿る力を完全に掌握するには、本人の資質に加え、かなりの熟練が必要となる。

 

   1人の歌姫が死ぬと魂の欠片は別の者に乗り移り、同時に力も受け継がれる。ただし誰に乗り移るかのルールは不明。

   その際、記憶は基本的に継承されないが、時折夢などで断片的に蘇ることもある。

   また歌姫としての覚醒のタイミングも人によって異なり、必ずしも魂の欠片を受け継いだ時とは限らない。

   生まれた瞬間に力を発現する者もいれば、大人になって突然力を得る者もいる。

 

   例外としてミトの森では、先代の巫女(=歌姫)が死んだ際の継承者には必ず、次の巫女が選ばれる。

    (※ 次の巫女:赤子の頃から特殊な教育を受け、森に伝わる「命の竪琴」の奏者としての資格を得た魔楽器使い)

   受け継ぎには伝統的な「儀式」に従った手順を踏むことが重要となる。

   また、巫女は魂を受け継いだ瞬間に覚醒を迎え、ある程度の力を行使することが可能となる。

 

 

 * オーバーツ

   女神ミューズが消えた場所であり、パンドラの箱に魔力を込めるための場。

   異次元に作り出されたものに干渉するという特性から、あらゆる世界線の接点としても機能する。

   そのため「神が知らぬ世界」(パンドラの箱を創った際に役割を終え消滅)を除く全ての世界線に存在する。

 

   ミューズが消えた後は機能をほぼ失っており、ただの遺跡と化しているが

   10人の歌姫たちが各々最大限の力を歌に込めそれらを共鳴させることで真の姿に戻る。

 

 

 * サンミュゼ教会

   寂れた教会の正体は、初代歌姫が作った歌姫たちのための隠れ家。地上の建物はその入り口に過ぎない。

   歌姫としての力に目醒めた者たちが困らないようにと

   力を制御する方法など、地下に色々な知恵を綴った本の保管庫が存在する。

 

 

 * パウル塔

   人々はただのオブジェだと思っているが、実は内部は研究施設 兼 研究員寮として機能している。

   リピト王国の誇る魔譜や調律機の技術は主にここで生み出されている。

   堀の付近に位置する病院の中に隠された入口があり、そこから地中トンネルを通って入る。

   研究員は情報漏洩防止のため基本的に外に出ることは許されないが、その分、わりと快適に生活できているらしい。

 

 

 * パンドラの箱  (※ これは前述のアロド-ナパにも記されていないという設定です)

   創るには、強力な魔力を持つ者を生贄として、その魔力を基にミューズの魂を復元する必要がある。

   つまり生贄を10人の歌姫から選んだ場合は決して創ることができない。

   自分本意な考え方しかできなくなった神ファレスへの、女神ミューズからの戒めである。

 

   そのはたらきには諸説あるが、実際は「魔力を封じる」ことである。

   箱の完成により音楽の魔力が封印され、世界は繰り返される誤った選択から脱することができる。

 

 

 

 

>> 人物 <<

 

 * アンジェリーナ=メア

   自らの歌姫としての能力を生かし、歌姫の魔力活用(調律機・指揮棒・魔楽器等)の研究を行っている。
   いつも身に着けているヘッドホンのようなアイテムは彼女自身が開発したもので、魔譜との調和を促進する。

 

   幼少期より才能を示したため、親から引き離され研究対象としてパウル塔に連れてこられた。

   パウルという特殊環境下で自分自身を守っていくため、次第に勝気で強気な性格になっていった。


   ゲーム内では、仲間になると調律機などのグレードアップの幅が広がる。

 

 

 * ウララ=セオドア

   歌姫の自覚はないが、自分の発した歌声によって不思議な出来事が起こることには以前から気づいていた。

   領主の娘として月に一度、山の祠に譜を捧げに行っていた。

 

   あるときその帰りに、狼に教われた街のおばあさんを見つける。

   彼女を助けようと駆け寄り、狼に拒絶の言葉を発した時、狼が見えない力ではじき飛ばされ退けた。

 

   このことをきっかけに自分の言葉が人を傷つけるのでは怯えるようになり、屋敷に籠りがちになってしまう。

   助けられたおばあさんは、その出来事を誰にも話さず、ただ領主の娘がまた元気で笑ってくれる事を祈っている。

 

 

 * グレイス=キーリー

   リピト王国の高級官僚を父親に持ち、貴族の中でも特に位の高い令嬢。王家とも面識がある。

 

   ある時、突然、歌声によって氷などの結晶を生み出し操ることができるようになった。

   しかし、魂の欠片に宿っていた第一次歌姫戦争の凄惨な記憶を垣間見てしまったことに加え

   父親など王国政府関係者から度々漏れ聞こえてくる、隣国のハティ=オルガに対する処遇への恐怖から

   自身の能力のことを誰にも告げないまま、現在に至る。

 

   士官学校に入ったのは、自分の能力を暴きかねない「音楽」からなるべく遠ざかるため

   さらに今後、万が一戦争に巻き込まれることがあっても自分の身を自分で守るため  とのこと。

 

 

 * シエル=カルラ

   放浪人としての生計を立てるため、立ち寄った街で相棒のベレボと歌を披露することもある。

   が、能力の発動を意識的に制御することができており、歌の途中で起こったとしてもそよ風程度。

   歌姫であるということに気づかれたことはない。

 

   能力の制御の仕方は、誰に教わるでもなく自然に習得した。

   気づいたら "何となく" できてしまっていたので、どうやっているのか自分でもよく分かっていない。

   なので、残念ながら他の歌姫たちにその術を教えることはできない。

 

   歌うことを純粋に楽しむことのできる、希少な歌姫である。

 

 

 * シャノン=ウィングフィールド

   常に右目に眼帯をしているが、その理由はオッドアイを隠すため。

   歌姫としての能力を得た時に

   受け継いだ "魂の欠片" の力がアンバランスに発現し、右目だけ前代の歌姫の目の色(青)に変わってしまった。

 

   突然オッドアイになったことを、歌姫であることを隠したまま説明するのが面倒なこともあり

   周りには「稽古の途中で右目を負傷した」と嘘をつき通している。決して公の場で右目を見せることはない。

 

   なお、右目が "魂の欠片" と最も強く繋がっているため

   眼帯を外している時の方が、より強大な力を行使することができる。

 

 

 * シャルロット=ラパン

   過去の記憶がなく、知る者もいない。物心ついた時にはリピト国王より士官という職業に就かされていた。

   生まれつき話すことができないが、歌姫の魔力(読心術)により、歌うことで人の感情や考えている事が読み取れる。

   毎日、不規則な時間に公共の電波を使い市民に歌声を聞かせ、罪人を探す。

   少しでも王国に背くような感情を抱いている者がいれば、どのような感情か書き留め

   罪人として裁判にかけるという任務を与えられている。

 

   王国の限られた者のみ、この特殊能力の存在を知っている。

   王はシャルロットを支配しつづけるため、彼女の外出、また他人との面会を一切禁じ、

   余計な考えや感情を覚えさせないように軟禁している。

   ただし唯一動物を飼うことは許されており、その動物たちと触れ合うことで日々の寂しさを紛らわせている。

 

   ゲーム内では、成長するとマインドリーディングに加え、自身の体力と引き換えに対象の思考を操れるようになる。 
   能力を使うと目が赤くなる。

 

 

 * シンフォニック

   実は1つ前の世界での主人公。誤った選択をした結果、パンドラの箱を創ることができなかった。

   自分の過ちを繰り返させないために、神となって時空を超え、昔の自分に会いにゆく。

   その際に神ファレスの魂が宿ったため、彼の思考や力も一部引き継いでいる。

 

   つまり、今回の主人公 ベルツ とシンフォニックは、理論上は同一人物ということになる。

   容姿が酷似していたり、主人公の成長に合わせシンフォニックの力が強大になったりするのはこのためである。

   ただし性格や調律師としての能力は「繰り返し」のたびに異なるらしい。

 

 

 * チュリア=マーリー

   好きなものはお菓子(特にチョコレート)と、クマさん。

   2つくくりがトレードマークで、そのためのヘアゴムを多種揃えている。

 

   本人公認のファンクラブは「親衛隊」を名乗っており、学年問わず相当数の生徒(先生も…?!)が所属している。

   彼らには「TP(チュリポイント)」という概念が存在する。

   ライブに参加すると加算(2P)され、チェキ撮影(1P)や握手(5P)の権利獲得に使用すると消費される。

   原則として彼女のライブ以外でTPは発生しないが、

   良い差し入れを行った際などは、例外的にチュリア本人から付与されることがあるらしい。

   なお、TPの交換・譲渡は不可。

 

 

 * ナタリア=パラード

   双子の姉とは一卵性双生児で、瓜二つ。
   病弱な姉のことを大切に思っており、家から出られない姉に、毎日その日の街の様子を語って聞かせている。
   本人は "普通" だと思っているが、はたから見ればシスコンの気あり。

 

   小さい頃から、母が仕事に出ている間、姉と協力して家事をこなしていた。

   そのため料理もできるが、レシピは見ず調味料等も目分量。
   また、細かい作業は嫌いで、裁縫などはすべて姉に任せている。

   十字架を常に身に着けているが、神に対して特別信仰心があるわけではない。
   父の形見であると母から貰ったもので、幼い頃からなんとなく身に着けている。
 

 

 * ハティ=オルガ

   もともとはシンフォニック王国の辺境のスラム街育ち。人格を失う前は、義理人情を重んじる姉御肌だった。

   14歳の時に住んでいたスラムが争いに巻き込まれた際、歌姫の力で応戦していたところを当時の国王に見つけられ

   切り捨てられるはずだったスラムを救うことを条件に王国に下る。

 

   以来王国に仕えつつ、サンミュゼ教会に自ら出向き、歌で癒しの施しを行う等、慈善活動に励んでいた。

   数少ない、公に歌姫の力が知られているリズリとシャルロットとはそこで出会っており、親交がある。

   アンジェリーナとも一度だけ会ったことがある。

 

   だが、目先のことに囚われ騙されやすい性格のため、シンフォニア王国に利用されてしまった。

   当初は定期的にその「最強」ともいわれる威力を他国に見せつけるためだけの演習を行い

   人を傷つけるような力の利用はしない、という条件のもと王国に下ったはずだったが

   国王が変わり、近年の世界の動向が不穏になったことも相まって、やがて戦争への加担を迫られる。

   人を殺すことや戦争の道具にされることを拒み続けた結果、人格をなくす機械を体に仕込まれてしまった。

 

   現在の彼女の存在や扱いは、歌姫たちが力を隠したがる一つの要因になっている。

 

   ゲームでは、リズリ・シャルロットを仲間にすると攻略可能となる。

   さらに、アンジェリーナが仲間になった状態であれば、人格をなくす機械を解除できるようになる。

 

 

 * リズリ

   生まれた瞬間に「命の竪琴」が自ずから鳴りだしたことから、森の掟により次の巫女に選ばれた。

   幼いころから魔楽器奏者および歌姫としての素質を養い

   先代の巫女が亡くなった時、"魂の欠片" を引き継いで正式に巫女となった。

 

   なお、苗字がないのはミトの森の住民に共通する特徴。

   外部の人間と接触する際は、便宜上「リズリ=ミト」と名乗ることもある。

 

   真の能力は、草木に限らず「生命を育む」力で

   生前に彼女と直接会ったことのある人であれば、死後も一時的に(歌っている間のみ)現世に呼び戻すことさえ可能。

   ただ、本人は先代の巫女から聞かされその真価を理解してはいるものの、完全な制御はまだ難しい。

   ゲーム内では、成長すると人の傷を癒したり体力を回復したりすることもできるようになる。

 

 

 

 

>> 世界線 <<

 

  SymphoniXの世界では、以下の4つの世界線が交錯しています:

 

   1)繰り返される選択 ・・・風景:中世ヨーロッパ

       女神ミューズが消え、音楽に魔力が宿ったのちの世界。

       神ファレスが自分に似た人間を「主人公」として選び出し、彼を使って歌姫たちを探す。

       しかしパンドラの箱を創る時に歌姫1人を犠牲にしてしまったために、10人の魂が集まらず、失敗。

       今度は主人公が神となり、禁忌を破って時空を超えて、同じ世界を繰り返す。

 

       世界を繰り返しても同じ人間が主人公となるため、理論上は神シンフォニックと同一人物だが

       繰り返す際に生じる「歪み」により名前・性格・能力の高さなどは異なる。

       なお、歌姫たちも同様なため、神シンフォニックは歌姫の居場所をあらかた特定することができる。

 

 

   2)音が滅び行く世界 ・・・風景:中世ヨーロッパ
       「繰り返される選択」の主人公に、残念ながら調律師としての才がなかったため生まれてしまった世界。

       主人公1人に任せていては歌姫10人を完全に覚醒させられないだろうと案じた神シンフォニックが

       人間に「10人の歌姫を揃えたら世界を変えられる」と吹き込み、歌姫探索・覚醒の効率化を図る。

       しかし、それが結果的に第1次歌姫戦争を招き、世界を滅亡の危機に追い込んでしまう。

       そのまま10人を集めきることができず第2次歌姫戦争が勃発、世界は滅ぶ。

 


   3)神が知らぬ世界 ・・・風景:現代
       パンドラの箱に魔力を封印し、音楽と魔力の因果がなくなった世界。

       魔力の代わりに科学が発達しており、音楽は現代のように人々が楽しむためのものとなっている。

 


   4)世界が忘れた場所
       とある歌姫が作り出した世界。

       実は「音が滅び行く世界」から追放された主人公が幽閉されている。

Anchor 8
Anchor 9
Anchor 3
bottom of page